皐月賞 考察 – (外) 朝日杯馬 出走

皐月賞に牝馬が出走するのは1991年トウカイテイオー→シャコーグレイドで決した51回以来。

今回出走するバウンスシャッセは(祝)初の金曜開催となったフラワーCを制し、桜花賞ではなく
皐月賞へ。

そのトウカイテイオー世代の朝日杯馬は(外)リンドシェーバーとなり、彼は弥生賞2着で現役を退き
以降(外)朝日杯馬は皐月賞ステップレースを走ることすらなくクラシックに影響を与えてこなかったが・・・


(外)朝日杯馬誕生時の世代皐月賞
*青字(優先出走馬)

91年(現3歳年) 朝日杯 (外)リンドシェーバー
皐月賞 1着 トウカイテイオー 若葉S1着 → シャコーグレイド 若葉S3着

93年 朝日杯 (外)エルウェーウィン
皐月賞 1着 ナリタタイシン 弥生賞2着(同枠:弥生賞3着) → 2着 ビワハヤヒデ 若葉S1着(同枠:スプリングS2着)

98年 朝日杯 (外)グラスワンダー
皐月賞 1着 セイウンスカイ 弥生賞2着 → 2着 キングヘイロー 弥生賞3着

00年 朝日杯 (外)エイシンプレストン
皐月賞(競走中止) 1着 エアシャカール 弥生賞2着(同:若葉S1着) → 2着 ダイタクリーヴァ スプリングS1着

08年 朝日杯 (外)ゴスホーケン
皐月賞(馬連万馬券) 1着 キャプテントゥーレ 弥生賞4着 → 2着 タケミカヅチ 弥生賞3着

14年 朝日杯 (外)アジアエクスプレス

ナリタタイシン以降、弥生賞2着馬が皐月賞戴冠をうけているのがキャプテントゥーレの皐月賞馬連万馬券で
途切れたとみるのかどうか、アジアエクスプレス以前は前述通りリンドシェーバーのみがステップG2弥生賞を2着し、
その際のスプリングステークスは7枠ゾロ目決着。
本年、アジアエクスプレスはスプリングSで2着し、もう一方のG2弥生賞は7枠ゾロ目決着となる。

91年
(外)朝日杯馬リンドシェーバー 弥生賞2着
スプリングS 7-7

14年
(外)朝日杯馬アジアエクスプレス スプリングS2着
弥生賞 7-7

いずれにせよ、(外)朝日杯馬の皐月賞出走は初となる今回
JRA創立60周年記念競走の副題がつかずともこれまでにないタイプの覇者が誕生し
それは自身により一旦幕を閉じるというのもアリなのではないだろうか。


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