東京オリンピックが開催された1964年までの「優駿牝馬」に翌年副称（オークス）が付いた本レース
1964年といえば三冠馬シンザンの誕生した年度でもあるが、本年開催予定であった東京オリンピックにむけ
登場した牝三冠アーモンドアイ

先週ヴィクトリアマイルを制し7冠を射止めたが、彼女が三冠馬となった年度から
桜花賞がNHKマイルC及び牝古馬G1と同額化した事により、桜花賞以降の春季G1を賞金面、牝馬目線でみれば

桜花賞→オークス（皐月賞）→天皇賞春→桜花賞（NHKマイルC）→桜花賞（ヴィクトリアマイル）→オークス（皐月賞）
→ダービー
となったといえる。

新時代＝令和のタイミングに合わせたこの変更は昭和～平成の狭間に存在しなかったG1=NHKマイルC
ヴィクトリアマイルへの継承を行う上で必要であったのではないか。

「秋華賞」馬として初の天皇賞馬となったアーモンドアイは今回ヴィクトリアマイルにおいては
「桜花賞」馬として登場し、そのアーモンドアイがオークスまでに獲得した重賞歴は・・・
シンザン記念→桜花賞

2020年オークス
1着 デアリングタクト 桜花賞1着
2着同 サンクテュエール シンザン記念1着

国家事業ゆえか、さまざま世相を反映するJRA競馬であるが・・・
皐月賞に1勝馬として登場話題となり、2枠「黒」に入った「テンピン」

「桜」花賞連対馬デアリングタクト（オークス2枠）、レシステンシア（NHKマイルC2枠）は
次戦G1でそれぞれ2枠に入りともに桜花賞着順で連続連対となったが、
最近発表された青葉賞馬オーソリティの1995年以来のダービー不出走
（1995年青葉賞馬サマー「サスピション」）

牝二冠を達成したデアリングタクトの父エピファネイアの母父が
2005年のオークス馬シーザリオ

今回2着3着にはいったウイン冠馬達、

血統、サイン、その他あらゆるアプローチから楽しめるJRA競馬であるが
競馬番組を読む、というアプローチにおいても戦歴、出馬表、数字等を
もとに年々継承がなされているのは事実である。

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いよいよ3歳頂点戦ダービーの週となった。

昨年度よりスタートしたリステッド競争から、昨年は牡馬路線ではヴェロックス（若葉ステークス）
牝馬路線ではクロノジェネシス（アイビーステークス）が（指定）リステッド馬として三冠全レースで
馬券となったが、本年は牡牝ともに（指定）リステッド勝者はG1で馬券になっていない。

昨年はNHKマイルC馬券で不在となったリステッド勝ち馬は本年は皐月賞馬券にて不在となるが
現役古馬アーモンドアイには不可侵レースとなるダービーにおいてもこれまでの春季G1同様
「アーモンドアイからの継承」がポイントのひとつといえる。

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5月G1的中実績(一部)
天皇賞春2019 ◎フィエールマン
天皇賞春2018 ◎レインボーライン〇シュヴァルグラン

ダービー2018 ◎ワグネリアン(6番人気)〇エポガドーロ馬単15,520円
ダービーはブログ開設時～2018年まで６年連続的中！