競馬 参考データ – 2015年G1レースと「優」の関係

こちらは2016年、中山記念、阪急杯レース前に配布した記事となります。

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■2015年 古馬G1

①フェブラリーS コパノリッキー / 東海S1着(フェブラリーSステップ)

①高松宮記念 [外]エアロヴェロシティ / 香港スプリント1着(高松宮記念ステップ)

①天皇賞春 ゴールドシップ / 阪神大賞典1着(春天ステップ)

②ヴィクトリアマイル ストレイトガール / 高松宮記念1番人気(安田記念[地]ステップ)

③安田記念 モーリス / ダービー卿CT1着(同日施行:産経大阪杯=春天ステップ)

③宝塚記念 ラブリーデイ / 阪神大賞典1着同(春天ステップ)

②スプリンターズS ストレイトガール / ヴィクトリアマイル1着(安田記念[地]ステップ)

①天皇賞秋 ラブリーデイ / 京都大賞典1着(秋天ステップ)

④エリザベス女王杯 マリアライト / 緑風S1着
(同日施行:プリンシパルS/京都新聞杯[地]=ダービーステップ)

⑤マイルC モーリス / 安田記念1着

③ジャパンC ショウナンパンドラ / 産経オールカマー1着(秋天ステップ)

④チャンピオンズC1着 サンビスタ / 過去1年JRA勝利なし
              2着 ノンコノユメ / 武蔵野S1着(同日施行:デイリー杯2歳S=朝日杯FSステップ)

③有馬記念 ゴールドアクター / アルゼンチン共和国杯(同日施行:みやこS=チャンピオンズCステップ)

全13戦をグループ分類すると・・・
①4戦   当該G1ステップ勝者 
②2戦  安田記念[地]ステップ戦勝者
③4戦   他古馬G1ステップ勝者(春天2,秋天1,CC1)
④2戦   他世代限定G1ステップ勝者
⑤1戦   安田記念覇者

2戦となっている②④はいずれも牝馬限定戦が1戦となり、片や混合戦勝者も牝馬で統一。
唯一の⑤モーリスが年度代表馬となったのも偶然ではないでしょう。
いずれにせよG1及びG1ステップ戦同日施行戦覇者(「1」番人気)が
古馬G1を席巻も唯一の非該当馬サンビスタ。

全13戦覇者を同じ条件下で決定せず、このようにグループ化し変化を与えるのがJRA
チャンピオンズCで中央勝利のないサンビスタが勝利した事は何を物語るのか?

①=1頭、②=1頭、③=3頭、④=2頭、⑤=1頭とカウントすれば「8」
8枠競馬に拘るJRAだからこそ「8」の分類ができる事が重要なのかと。

また、ここから読みとれるのは賞金同額戦は天皇賞春秋を除き
別の決着性をもった事となる。

続いて2016年の古馬G1初戦が終了、フェブラリーSであったが・・・

フェブラリーS (外)モーニン / 根岸S1着(フェブラリーSステップ)

昨年同様、当該G1ステップ勝者が勝ったフェブラリーSであったが
今後、同様に高松宮記念、春天もステップ戦勝者が勝つと読みにはまだ早計でしょう。

■2015年 クラシックG1

桜花賞 レッツゴードンキ / チューリップ賞2着(桜花賞ステップ)
皐月賞 ドゥラメンテ / ステップ戦出走なし
NHKマイルC 2着 (外)アルビアーノ / フラワーC1着(同日施行:若葉S=皐月賞ステップ=馬連万馬券)
オークス ミッキークイーン / 忘れな草賞1着(同日施行:桜花賞)
ダービー ドゥラメンテ / 皐月賞1着(ダービーステップ)

クラシックにおいて[優]所持でG1を勝ったのは桜花賞レッツゴードンキと
ダービーのドゥラメンテのみ。(皐月賞勝利時は[優]なし)

その2頭、レッツゴードンキが阪急杯、ドゥラメンテが中山記念に本日出走する。