競馬初心者の方へ – 「皐月賞とは?」

「皐月(さつき)賞」は毎年4月はじめに千葉県の中山競馬場で
行われるJRAのG1レースです。

芝2000メートルの中距離で競われる牡馬クラシック競争の初戦となりますが、
日程的には桜花賞の次におこなわれるため、「クラシック第2戦」とも呼ばれています。

牡馬クラシックレース(クラシック三冠)は皐月賞のあと、
ダービー、菊花賞へと続いてゆきます。
クラシック三冠に桜花賞、優駿牝馬(オークス)をあわせた5つのレースは
「五大特殊競走」と呼ばれています。

歴史を振り返ってみると、皐月賞は競馬先進国であるイギリスのレース体系を
模範として創設されたもので、イギリスの2000ギニーというレースが
皐月賞の模範となっている、とされています。
創設当初は横浜競馬場、東京競馬場の距離1800メートルで行われていましたが、
終戦直後から中山競馬場の距離2000メートルのレースに定着しています。

中山競馬場の芝2000メートルはJRAの競馬場のなかでは比較的小回りコースになるものの、
皐月賞は毎年スピードレースになる傾向が強く、重馬場で行われる場合をのぞいて、
優勝した馬は2分を切る高速タイムを出しています。
そのため、皐月賞は「最も速い馬が勝つ」レースだと競馬の格言の中では言われています。

「皐月賞」競争の負担重量は、すべての牡馬が57キロで、牝馬は55キロになります。
なお、去勢されたせん馬は皐月賞には出走することができません。

皐月賞に出走する馬はすべて3歳馬で、最大で18頭が出走することができます。

皐月賞に出走するためには、トライアルレースである弥生賞またはスプリングステークスで
3着以内に入った馬、若葉ステークスで2着以内に入った馬
優先出走権が与えられます。
また出走登録を行った外国馬ににも優先出走権が与えられます。

このほか、地方競馬の所属馬の場合、上記のトライアルレースで優先出走権を獲得するほかに、
2歳の時に行われたJRAの重賞競争の優勝馬、3歳の1月以降にJRAで行われた
芝の重賞競争の優勝馬
にも出走権が与えられます。

このほかのJRA所属馬は、収得賞金の多い順に出走権が与えられます。
JRA所属の未勝利馬が皐月賞に出走するためには、弥生賞またはスプリングステークスで
2着以内、若葉ステークスで1着になる必要があります。

また、皐月賞で4着までに入った馬には次のクラシック競争となる
ダービーへの優先出走権
が与えられるため、ダービーを目指している馬にとっても
重要なレースであるということができます。

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