皐月賞 回顧 – 枠連 馬連

桜花賞に続く馬連1番人気決着。
枠連は皐月賞が1番人気に対し桜花賞が2番人気。

今回の皐月賞は馬連5%UPという事で、主催JRAから「馬連に注目せよ!」といったメッセージが投げかけられ、
番組表論者的には、牝馬出走もあいまり91年の「馬連導入前年」のトウカイテイオーの制した皐月賞を掘り起こすわけで・・・

1991年 皐月賞(翌年より馬連導入)
1着 8枠18番 トウカイテイオー(1番人気)
2着 1枠2番 シャコウグレイド(16番人気)
5着 牝馬 ダンスダンスダンス

2014年 皐月賞(馬連5%UP)
1着 1枠2番 イスラボニータ(2番人気)
2着 8枠17番 トゥザワールド(1番人気)
11着 牝馬 バウンスシャッセ

出目も枠で8-1が1-8に。当時トウカイテイオーは8枠単枠指定の18番。
さらに前回の記事にあげたようにトウカイテイオー世代の2歳チャンピオン(外)リンドシェーバーは
弥生賞2着を最後にターフを去る。
以降、(外)朝日杯馬誕生世代の皐月賞では馬連万馬券を出した08年以外は1着席に「弥生賞2着馬」
座り続けたのは既報通り。

1着 2番 イスラボニータ
1着同枠 1番 ワンアンドオンリー 弥生賞2着

今回ワンアンドオンリーが直接戴冠できず同枠で様子を伺うに留まった要因としては
(外)朝日杯馬であるアジアエクスプレスが出走していたからではないだろうか。
JRA創立60周年記念という副題付ではあったが、その一過性の冠というよりかは
これまでにない出走構成であったという向きが正しいと思う。

皐月賞に出走する初の(外)中山朝日杯馬

ただし朝日杯が阪神移行前最終戦の覇者であり、この先朝日杯が再び中山に戻らない限り
二度と通過する事のできない不出現馬である。

トゥザワールドに関しては、これまでの歴史でいうなれば連対禁止馬にも関わらず
2着を確保と、これまたアジアエクスプレスの出走及びゾロ目の弥生賞馬であったかのいずれかの要因かと。

フェブラリーステークスから続くG1でのゾロ目オペレーションも引き続きといったところで、
(詳しくは過去記事ご参照ください)

チューリップ賞
2着 8枠ヌーヴォレコルト→桜花賞3着
3着 8枠リラヴァティ→桜花賞1着同枠

弥生賞
1着 7枠トゥザワールド→皐月賞2着
2着 7枠ワンアンドオンリー→皐月賞1着同枠

ダービー、オークスについて、
皐月賞と同額1着賞金のオークスの最有力は紛れもなくハープスター
そのハープスターに2歳夏季重賞、新潟2歳Sで打倒された皐月賞馬イスラボニータ。
セックスアローワンスのない馬齢54KGで牝馬に負けたなからも、
牡・牝戦頂点のダービーでも有力候補に違いない彼はその新馬歴 6/2(ダービー翌週)をも携え
主催の標榜する「ダービーからダービーへ」を分かりやすく体現するのであろうか。

出走を予定している阪神JF馬で桜花賞2着馬レッドリヴェールはイスラボニータよりも1日早く
新馬戦を勝ち上がっている。

レッドリヴェール 6/1(ダービー翌週) 新馬 阪神 1,600m


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