マイルC2014 – 考察2

前回から秋のG1かつ連対「枠」単位でみてみると

スプリンターズS(新潟代替)
キーンランドC ローブティサージュ出走/セントウルS 外リトルゲルダ未出走
1着 スノードラゴン
北海道SC2着
キーンランドC8着(指定)※スプリンターズS優戦
1着同枠 サンカルロ
マイラーズC1着同枠※安田記念優戦
キーンランドC9着
1着同枠 セイコウライコウ
函館SS4着(特指)
アイビスSD1着(特指)

2着 ストレイトガール
ヴィクトリアマイルC3着(指定)
函館スプリントS11着(特指)
2着同枠 <地>マヤノリュージン
UHB賞1着(特指)
セントウルS3着同枠(5着)(指定)

天皇賞秋
毎日王冠 エアソミュール未出走/京都大賞典 ラストインパクト未出走
オールカマー マイネルラクリマ出走
1着 スピルバーグ
メイS1着(カク指)
毎日王冠3着(指定)※天皇賞優戦
1着同枠 デニムアンドルビー
ヴィクトリアマイルC2着同枠(7着)
宝塚記念5着

2着 ジェンティルドンナ
DSC1着※国際G1
宝塚記念2着同枠(指定)※非優G1
2着同枠 ヒットザターゲット
宝塚記念4着
京都大賞典4着

[エリザベス女王杯]
府中牝馬S ディアデラマドレ出走
1着 ラキシス
ヴィクトリアマイルC 15着(指定)
オールカマー 2着(指定)*天皇賞優戦
1着同枠 フーラブライド
マーメイドS3着(特指)
京都大賞典7着(指定)

2着 ヌーヴォレコルト
ローズS1着(指定)※秋華賞優戦
秋華賞2着(指定)
2着同枠 メイショウマンボ
宝塚記念11着
京都大賞典2着同枠(10着)

さらに直接連対馬、同枠馬の過去1年以内の履歴でかつ古馬G1にてみると

スプリンターズS(前年2着ハクサンムーン1番人気)
1着 高松宮記念2着スノードラゴン
2着枠 高松宮記念2着同枠マヤノリュージン

天皇賞秋(3歳馬イスラボニータ1番人気)
1着枠 ジャパンC2着デニムアンドルビー
2着 ジャパンC1着ジェンティルドンナ

2着 天皇賞秋2013 2着ジェンティルドンナ
2着同枠 天皇賞秋2013 1着同枠ヒットザターゲット

エリザベス女王杯(3歳馬ヌーヴォレコルト1番人気)
1着 エリザベス女王杯2013 2着ラキシス
2着枠 エリザベス女王杯2013 1着メイショウマンボ

天皇賞秋/エリザベス女王杯
天皇賞秋1着枠 ヴィクトリアマイルC2着同枠 デニムアンドルビー
エリザベス女王杯2着枠 ヴィクトリアマイル2着 メイショウマンボ

なぜ、天皇賞秋とエリザベス女王杯とでヴィクトリアマイルC2着枠が
それぞれ連対枠入りかといえばいずれも「京都大賞典」をステップレースとして共有、
そして3歳馬を1番人気として共有

天皇賞秋枠でジャパンC連対枠が使われたのはいずれも来年からの
1着賞金増額を予定している為でありその表明をしたことになる。

昨秋から本春までの残りG1では有馬記念、安田記念、宝塚記念、そしてマイルC。
この中から連対枠馬出走予定は
昨年覇者トーセンラーに
2着馬ダイワマッジョーレ
安田記念1着同枠ダノンシャーク(4着)
安田記念2着グランプリボス

の4頭となる。
両マイルG1の連対枠馬が揃ったのは特筆すべき点です。

またG1では特に重要な観点である「カク地」が出走できるG1から
http://www.jra.go.jp/keiba/program/pdf/h26-kakuchi.pdf
今回のマイルCはスプリンターズS、天皇賞秋の2着以内が優となり
G1をステップ優戦にもつ「受け皿G1」

春でいうと「安田記念」が該当し、それぞれ高松宮記念、ヴィクトリアマイルC、
NHKマイルC2着以内に優が付与される。

あらためて今秋G1を振り返ると
スプリンターズS
1着 スノードラゴン(高松宮記念2着)

天皇賞秋
1着同枠 デニムアンドルビー(ヴィクトリアマイル2着同枠)

エリザベス女王杯
2着同枠 メイショウマンボ(ヴィクトリアマイル2着)

いずれも連対枠には安田記念へのカク地ステップG1優保持枠が入っている。
この3戦のルールを解読するのは至難であるが(新潟代替スプリンターズSだから
直接連対できのか否か等)

今回該当馬は・・・登録時点で
1番人気が予想されるミッキーアイル(NHKマイルC1着)
エクセラントカーヴ(ヴィクトリアマイルC1着同枠)

の2頭である。そしていずれもこれまでにない1着(同枠)馬

天皇賞秋から続く3歳1番人気
天皇賞秋 イスラボニータ 3着
エリザベス女王杯 ヌーヴォレコルト 2着
マイルC ミッキーアイル ?

受け皿G1でみれば
天皇賞秋3着 イスラボニータ 皐月賞1着(菊花賞優戦)
エリザベス女王杯2着 ヌーヴォレコルト オークス1着(秋華賞優戦)
マイルC ミッキーアイル ?

本秋の世代限定G1へのカク地優を保持していた3歳馬が1番人気を獲得し
本番では3着、2着。
前述通りにNHKマイルC2着以内に優を発行しているダービー以降の「安田記念」
その安田記念に2番人気で出走し16着(ブービー)したミッキーアイル。

この馬が1番人気になっているという点からも
安田記念出走敗退組には注目していきたい。

1番人気=1着馬指針
2番人気=2着馬指針


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