宝塚記念と賞金同額かつ、同じく※4歳以上※58kg(牝56kg)定量戦として
春秋天皇賞が存在するが、今回その春秋天皇賞の1,2着馬がともに出走
2015年 天皇賞秋
1着 ラブリーデイ
2着 ステファノス
2016年 天皇賞春
1着 キタサンブラック
2着 カレンミロティック
春秋天皇賞1,2着馬、計4頭出走は実に馬齢変更となった
2001年以来となる。
2000年 天皇賞秋
1着 テイエムオペラオー
2着 メイショウドトウ
2001年 天皇賞春
1着 テイエムオペラオー
2着 メイショウドトウ
前年の秋天、並びに当年春天ともにテイエムオペラオー→メイショウドトウで決する。
よってこの2頭が出走した2001年宝塚記念・・・
1着 メイショウドトウ
2着 テイエムオペラオー
これまでテイエムオペラオーの影のみを踏み続けたメイショウドトウが
ようやく先着し直接下した一戦となる。
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同様の観点で、前年秋天、当年春天の連対馬が宝塚記念出走時に
宝塚記念を連対できた馬はこれまですべて「クラシック馬」であった。
※2000年以降のデータ
2000年、2001年のテイエムオペラオー(皐月賞)にはじまり・・・
2003年 宝塚記念 1着 ヒシミラクル (菊花賞)→(春天1着)
2006年 宝塚記念 1着 ディープインパクト (三冠)→(春天1着)
2007年 宝塚記念 2着 メイショウサムソン (皐月賞・ダービー)→(春天1着)
2008年 宝塚記念 2着 メイショウサムソン (皐月賞・ダービー)→(秋天1着)(春天2着)
2011年 宝塚記念 2着 ブエナビスタ (桜花賞・オークス)→(秋天1着)
※エイシンフラッシュ出走(春天2着)
2014年 宝塚記念 1着同 ジェンティルドンナ (三冠)→(秋天2着)
※ゴールドシップ1着 (皐月賞・菊花賞)→(春天1同)
2015年 宝塚記念 1着同 ゴールドシップ (皐月賞・菊花賞)→(春天1着)
以上でみてみると
秋天・春天連対馬で宝塚記念で連対できなかったのは
エイシンフラッシュ(単独ダービー馬)
ジェンティルドンナ
ゴールドシップ
となる。
2014年のジェンティルドンナ、ゴールドシップから直接連対でなく
1着同枠入りという点も見逃せない。
この2頭を除けば単独ダービー馬エイシンフラッシュは天皇賞連対実績をもってしても
馬群に沈んだ点で「単独ダービー馬」という点がNGだったのではないか。
冒頭に戻り、本年の天皇賞連対馬4頭中クラシック実績馬は
菊花賞馬のキタサンブラックのみとなる。
そして春天を制した点では2003年のヒシミラクル型ともいえる。
ジェンティルドンナの直接連対禁止理由として賞金2ランク上の
「ジャパンC」馬である・・・という点と推測する。
※本年時点では1ランク違い(有馬増額の為、ジャパンCと1位タイ)
ヴィクトリアマイル時に紹介したが・・・
古馬芝賞金ランク(2016)
1位 ジャパンC/有馬記念
-----—->ダービー
3位 天皇賞春/秋/宝塚記念
-----—->菊花賞
6位 安田記念/マイルC
-----—->皐月賞/オークス
8位 高松宮記念/スプリンターズS
-----—->NHKマイルC
10位 エリザベス女王杯/ヴィクトリアマイル
-----—->桜花賞/秋華賞
原則として古馬上位戦勝者は1ランク下の賞金戦のみ勝利を許される。
当時は賞金順、ジャパンC→有馬記念→宝塚記念(両天皇賞)
そしてゴールドシップこの賞金観点で直接連対が許されなかった理由とは?
>>>続く
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