第65回 阪神ジュベナイルフィリーズ 考察 2

一般的な解釈・・・大方の競馬ファンの競馬予想に関する情報のほとんどが毎週睨めっこしている競馬新聞で、その中に記載されている走破タイム、レースでの位置取りや着差、血統、前5走の戦歴などからではないだろうか。

仮に1レース分、競馬新聞の隅から隅までを読破したところで馬券術は人それぞれ、
“ここのところディープインパクト産駒が走りまくっていて前走の3着はここを本番にした叩きにすぎない!”などといった自分なりのストーリーをたてて勝負に挑むのであろう。

いまやネットも発達し、ありとあらゆる情報は手に取るように手元に手繰り寄せられる。

とはいえ熱心にJRAのホームページにアクセスしたり、レーシングプログラムと睨めっこをしながら来年度の番組表変更について調べるなどとはごくごく一部の番組表理論派と
呼ばれる方々だけであろう。

なぜそこまで調べあげるのか?

そこに答えを見出しているからである。

求めるべき情報は主催者JRAの設計であり、その中で繰り広げられる掟ルールなのだ。
あらゆる事項に疑問をもち答えを導き出す。とても地味な作業ではある・・・

一般的には・・・”阪神JFは牝馬の、次週の朝日杯が牡馬のいずれもマイルG1で牡牝の2歳チャンピオンを決めるレースだろ?”

間違いではないが事足りない。

ならば、朝日杯は今年までの中山から来年には阪神に移るとな。
同競馬場、同距離で行われるとなれば3歳チャンピオンレース、東京の2,400mで争われるダービー、オークスにようやく足並みが揃ったともいえようか。
次週の朝日杯が来年から施行場所を変えるという閉幕戦を迎えるという事は今回の阪神JFにも少なからず影響を与えるであろう。

それまで1着賞金の足並みを揃えていた朝日杯FS、阪神JFは2008年にまず朝日杯が300万UPの6,300万(阪神JFは6,000万据え置き)となり、2010年からは朝日杯FS7,000万円、阪神JF6,500円となり現在に至る。

考察1で示し、地方馬の関門レースとしてあげた各地2歳ステークスはすべて牝馬が1着となり、その中でデイリー杯2歳ステークス(G2)馬人気ブログランキングへが出走し1着となった小倉2歳ステークス(G3)で2着し、その後も同じくステップレースであるファンタジーステークス(G3)を1着した牝馬ベルカントは早々と次走、朝日杯FSと表明している。


*無料会員募集中!(期間限定で重賞を中心に無料レポートを配信致します)
ご質問、ご要望の方はこちらまでメールをお願い致します。
info@jra-ope.net

コメント