古馬戦 – 1着賞金増額 大阪杯

本年の古馬戦における大きな変更点とは各G1に対するステップレースの賞金増額(一律200万円UP)と
1着馬に与えられる優先出走権でしょう。

既に終了している春の天皇賞ステップレースでは

2013年 阪神大賞典(1着賞金6,000万) 1着 ゴールドシップ
2014年 阪神大賞典(1着賞金6,200万) 1着 ゴールドシップ

2013年 日経賞(1着賞金6,000万) 1着 フェノーメノ
2014年 日経賞(1着賞金6,200万) 5着 フェノーメノ

同じ増額戦ながらゴールドシップは連覇を達成し、フェノーメノは連覇ならず
ギリギリ掲示板を確保となったこの明暗は何が理由なのであろう?

増額前の京都大賞典覇者ヒットザターゲットは2014阪神大賞典で2着同枠に入り、
またスプリント・マイル路線でも、

2013年 スワンC(1着賞金5,500万) 1着 コパノリチャード
→2014年 阪急杯(1着賞金4,000万*前年3,800万) →2014年 高松宮記念 1着

2013年 セントウルS(1着賞金5,500万) 1着 ハクサンムーン
→2013年 スプリンターズS 2着 →2014年(1着賞金4,000万) オーシャンS 13着

フェノーメノの2014日経賞、ハクサンムーンの2014オーシャンSの敗退理由から
ある条件が浮上しますがそれはヒットザターゲットの天皇賞秋の1着同枠→阪神大賞典2着同枠入りからも
確認ができますね。

ゴールドシップもフェノーメノも昨年ステップ戦1着後にG1覇者となりましたが
ゴールドシップの宝塚記念はステップ戦をもたないG1

増額前ステップ戦覇者の増額戦出走時の馬券取捨がある程度みえてきてますが
今回の大阪杯では該当馬はなし。3年連続連対を目指す?ショウナンマイティは増額前年は2着となり
一昨年の覇者。

さらに別定規定変更後の2012年、2013年ともに1着枠には特指ハンデ重賞2着馬(レース前1年以内)を
入れてきてましたが、今回の出走馬で該当馬はなし。

2012年 1着 ショウナンマイティ / 1着同枠 メイショウカンパク(福島記念2着)
2013年 1着 オルフェーヴル / 1着同枠 トウカイパラダイス(函館記念2着同枠/アルゼンチン共和国杯2着同枠)
2014年 ?

昨年のクラシックホースが3頭出走とこれまでと比較しても異質な構成は明らかで、
ここ2年間馬券となってきた特指ハンデ歴馬を排除した理由もその為である。

ただ出走構成がガラリ一変したとしても、過去から受け継ぐものはありそれは果たして・・・

<補足>
昨年1着同枠の前述トウカイパラダイス
2013 有馬記念 2着同枠 カレンミロティック

カノ単勝万馬券春天馬 ビートブラックも出走してきますね。

2014阪神大賞典 2着同枠 ヒットザターゲット(2013 京都大賞典 1着 単勝万馬券馬)
2014日経賞 1着 ウインバリアシオン(2012 日経賞 2着 単勝/馬連万馬券1着同枠)
2014産経大阪杯 ? ビートブラック(2012 春天皇賞 1着 単勝万馬券馬)


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